日本の配送、その歴史を探る

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ヤギ
ジョブライセンス編集部のヤギです。私たちが当たり前のように利用している配送・配送ドライバーの仕事はいつ頃からあるものなのか︖ふと疑問に湧いたので日本での歴史を中心に調べてみました。

配送はいつから始まった?

日本では奈良時代に入ると、都市計画、行政制度、法律など多くの制度が確立され、それに合わせて物流も盛んになったようです。
当時は地方の生産者が地元の商品を都へ運び、その逆に都の商品を地方へ運ぶ形式が主流で、牛に荷台を引かせる「牛車(ぎっしゃ)」も普及していたそうです。その後馬車も普及し始めました。これらが日本における配送の初期の形態と言えそうですね。

明治時代に入ると、鉄道網の発達と近代的な物流システムの導入により、大量の商品が遠くへ運ばれるようになりました。ここで、現代の配送業務の主流の移送手段である自動車が登場します。

トラックの登場

大正時代に入ると、東京石川島造船所(「いすゞ自動車株式会社」の前身)がトラックの開発に成功します。
(参考︓いすゞ自動車株式会社「日本ではいつごろにトラックができたの︖」

その後、軍事目的の需要もあり、さまざまな形態でトラックも進化していきます。
昭和に入るとトラックを使った広範囲の配送が現実となり、都市部でも地方でも荷物が家庭まで直接運ばれるようになったようです。令和になった今でもISUZUマークのトラックはよく目にしますよね。
東南アジアに行くと、農業などに牛を使っているところを目にしますが、物流はトラックが主流ですね。

そして現代

ご存じの通り、インターネットとデジタル技術の進歩により、世界中の商品を手元に取り寄せることが容易になりました。
アマゾンや楽天などのEコマースの普及により、消費者はインターネット経由で商品を購入し、その商品を自宅まで配送する需要が急増。結果として、配送ドライバーの需要が前例のないほどに高まりました。
また、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えオンラインショッピングの利用者が増えたことも配送ドライバーの需要増加に大きな影響を与えました。それに伴い配送ドライバーの需要も増えています。


日本の歴史は、物資の移動と配送の必要性が絶えず増え続けてきたことを示していますね。私は運転免許には精通していますが、歴史の専門家ではありませんので、知識が至らない点についてはどうかご容赦ください。
配送ドライバーの需要はこれからも高まると我々は考えております。日頃からインターネットでショッピングする私としては、自宅まで荷物を届けてくれるドライバーの皆さんには感謝しかありません。

当たり前ですが、配送ドライバーの仕事を始めるには、その配送規模に合わせて、普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許などが必要です。
「今は普通免許も持っていない」という学生の方もご安心ください。ジョブライセンスでは合宿教習所紹介サイト「マイライセンス」を通してあなたにピッタリの合宿教習所をご紹介いたします。お気軽にご連絡ください。