タクシードライバーが登場する映画
タクシードライバーものの映画といえば、監督：マーティンスコセッシ、主演：ロバート・デ・ニーロの『タクシードライバー』（1978年）が映画好きには有名です。
今回ご紹介させていただく映画はこの『タクシードライバー』と同じく「社会をよい方向に導きたい」と考えているタクシードライバーが主人公の「世直し物」とも言える内容ですが、現代の設定でテーマなども異なります。
不安定な国際情勢、貧富の格差など先の読めない令和の時代のモヤモヤ感を一気に晴らしてくれる、痛快なアクション映画です。
『イコライザー2』 予告編（ソニー・ピクチャーズ公式）
イコライザー2のあらすじ
マッコール（デンゼル・ワシントン）は、元特殊工作員のタクシードライバー。裏の顔は、不正を許さず、困っている人たちを助ける世直し人。世直しを依頼された人々や乗客として知り合った人たちを通じて、さまざまな問題を解決していく。元上官が陰謀に巻き込まれたことを知り、その真相を探るべく危険な戦いに挑んでいく。
解説（ネタバレなし）
大ヒット映画『イコライザー』の続編です。心優しいタクシードライバーのマッコールはアプリのオーダーで送迎するタイプのタクシードライバーです。（※劇中で使われているのはLyft（リフト）という実在のサービスのようです）
マッコールを演じるのは名俳優、デンゼル・ワシントン。我々が暮らしている現代で起こり得そうな社会問題が描かれています。
注目すべき点は爽快な世直しアクションシーン。自分のタクシーに乗せた女性客が、親の資産で贅沢な生活をしている若いエリートジネスマンに乱暴されたと知ったマッコール。天誅を食らわすために彼らのタワーマンションに訪問します。わずか数秒で複数人を倒した後、立ち去り際に「必ず星5つをつけろよ（Make sure I get a 5star rating Junior.）」という台詞。建物を立ち去るマッコール。自分のタクシーに戻る頃にはしっかり５つ星のレビューが届いていました（笑）。
アプリでのタクシー配車が珍しくなくなった現代を象徴していますね。日本でも「GO」をはじめ、ドライバー評価を行っているアプリが増えています。私もタクシーを探すために配車専用のアプリを使うことがあります。
その他、激しい運転をするシーンもありますが、世直しやスリリングな運転は映画の中のフィクションです。皆さん、安全運転をお願いします。
現在、映画館で続編の「イコライザー THE FINAL」が公開中です。タクシードライバーの設定ではないようですが興味のある方はぜひご鑑賞ください。
タクシードライバーは、今も昔も社会のさまざまな人と接することができる魅力的な職業であることに変わりはありません。実際の仕事も、この映画同様にさまざまな人たちとの出会いがある、魅力的なものです。
日本でタクシードライバーになるには「普通二種免許の取得」が必要です。普通二種免許は全国の指定自動車教習所で取得できます。最近では入社のお祝い金制度を設けているタクシー会社も多いので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか？ジョブライセンスでは、合宿教習所の紹介サイト「マイライセンス」を通して、普通二種免許を取得できる教習所をご紹介しております。興味のある方はぜひお問い合わせください。
