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マサル
こんにちは。ジョブライセンスのマサルです。
ご存じの通り、観光ブーム。特にインバウンド観光が大盛況!
土地勘がないインバウンド客(外国人)にとっての大きな問題の一つに交通手段があります。インバウンド客にとって「目的地まで直接送り届けてくれるタクシーが圧倒的に便利」といえます。
ですが、明らかなタクシー不足、またそれを補うためのライドシェアも、まだまだ浸透しておりません。 その背景もあり、現在は、即戦力として稼げる運転免許『普通二種免許』に人気が集中しています!

「二種免許取りたいけど2か月待ち?うそ!なんで??」と、よく質問されます。
この質問の回答を、教習指導員経験者の私が分かりやすく・要点をおさえて、ご説明します♪

この記事でわかること
二種免許を指導できる指導員は少ない
一種免許と二種免許ではカリキュラムが大きく違う
二種免許(特に大型)を指導できない教習所がある
まとめ(早く二種免許を取得するコツ)

二種免許を指導できる指導員は少ない

一例です。
「A指導員は、普通一種と普通二輪を指導できる」
「B指導員は、普通二種、大型二輪と大型特殊を指導できる」などのように、指導員によって『指導できる車種に違いがある』のです。

多くの教習所指導員は『一番初めは、普通一種の指導員資格を取得。しばらく経験を積んだのち、普通二輪指導資格を取得する』などのような流れが一般的です。
その指導員資格を取得する場合には、その車種の試験を受け合格する必要があります。合格して初めて「○○車の指導員」として活躍できるのです。

このような流れがあるため、高い運転技術が必要な二種免許の指導員資格者は『経験を多く積んだ、少数精鋭のベテラン指導員』になります。つまり、たくさんの指導員がいる大きな教習所だとしても、「二種免許を指導できる指導員」は、ほんの一握りだけなのです。
また、その指導員も休暇がありますので、一日に稼働できる二種指導員数は、もっと少ないのです。
これが、二種免許がなかなか取れない原因です。

一種免許と二種免許ではカリキュラムが大きく違う

二種免許は「お客様から運賃を頂戴する仕事の運転免許」です。
多くの方がお持ちの普通車免許(正しくは、普通自動車第一種運転免許)は「プライベートで自動車を運転する時の免許」です。
お仕事用かプライベート用か、運転免許の目的が大きく違います。そのため、二種免許のカリキュラムは当然ハイレベルになります。
座学(学科教習)も、二種免許専用の勉強が必要です。この時に(教習所側として)ポイントとなることが、指導員と教習生(受講生)の比率です。
第一種免許希望者は比較的に多いので、『1人の指導員で、大人数の教習生』という学科教習を実施できます
ですが第二種免許希望者の絶対数は少ないので、『1人の指導員で、数人の教習生』になり、上記よりも効率が低い学科教習の体制になってしまいます

以前よりも指導員数が減少している現在、二種免許希望者の受入れに消極的にならざるをえない教習所もあるのです。どの業界でも、人材不足の影響があるのですね。

二種免許(特に大型)を指導できない教習所がある

「大型二種(バス)や大型一種(トラック)などの大きな車両は、コースの大きさ・形状などにより実施できない」という教習所も多くあります。また、普通二種専用のコースを増設できない教習所もあります。

ですので
・特定の教習所に、職業系運転免許希望者が殺到する
・そもそも、指導できるベテラン指導員数が少ない
・入校申込みができない。入校しても乗車予約が取れない

となってしまうのです。

まとめ(早く二種免許を取得するコツ)

早さ最重視であれば、『運転免許センターにて「一発試験」を受験する』になります。
ただし、ご存じのように「合格率は猛烈に低い」、これが「一発試験」です。しかも、事前予約制ですが、その予約も「早くて2週間後」ということも多いです。

「やっと一発試験の予約ができて、受験したら不合格…。次の試験も数週間後…。日数もかかるし、免許センターの行き来の手間とコストを考えたら、やっぱり、教習所で学んだほうがよかったかも…」というご意見をよく聞きます。
ですが、教習所も猛烈に混んでいて、入校できないことが多いです。
一発試験を受けてみることもアリかもしれませんね!!合格する可能性も十分ありますし、良い経験にもなると思います。

「早く短期卒業できるプランがあるらしい。合宿免許?気になる!」という方は、当社にご連絡ください!
当社が運営する「合宿免許マイライセンス」では、少しでも早く二種免許の教習が開始できる教習所を探してご提案いたします。

二種免許を取得して、『多くのお客様のための交通手段として活躍する』を、我々は応援しています!