
ナンバープレートの色、気にしたことありますか︖
街中を走る車のナンバープレート、よく見ると「白地に緑文字」や「緑地に白文字」、「黄色地に黒文字」 など、さまざまな色があります。実は、この色分けにはちゃんとした意味があるんです!(こちらの記事では、御当地限定の白い背景にイラストが入ったものなどは対象としておりません)
色分けの目的は︖
ナンバープレートの色分けは、車両の用途や種別を一目で識別できるようにするために行われています。こ れにより、交通管理や税制、保険制度などが円滑に運用されています。たとえば、事業用車両と自家用 車両を区別することで、適切な税率や保険料を適用することが可能になります。
各色のナンバープレートの意味
白地に緑文字︓660CCを超える自家用の自動車 ※レンタカーを含む
一般的な自家用車に付けられるナンバープレートです。家族の車や通勤用の車など、主に個人で使用する車両が対象です。

緑地に白文字︓660CCを超える事業用の自動車
タクシーやバス、トラックなど、事業として人や物を運ぶ車両に付けられます。街中を走るタクシーで見かけることがありますよね。

黄色地に黒文字︓660CC以下の自家用の自動車 ※いわゆる軽自動車
軽自動車の自家用車に付けられるナンバープレートです。小回りが利くため、都市部や道路が狭い地域での移動に便利な車両ですね。
軽自動車が黄色になった理由は、普通車と明確に識別するためのようです。「以前は高速道路の料金が異なっていた」「警察が取り締まりやすいようにするため」などの理由と言われています。

黒地に黄色文字︓660CC以下の事業用の自動車 ※いわゆる軽自動車
軽バンや軽トラックなど、軽自動車を使って事業を行う車両に付けられます。最近では、個人で配送業を始める方も増えており、黒ナンバーの車をよく見かけるようになりました。
こちらは、上記の自家用の軽自動車(黄色)と明確に差別化するためのようですね。

※ナンバープレートのイラストはイメージです。
ナンバープレートの色で車の用途がわかる
ナンバープレートの色は、車両の用途や種別を示す重要な情報です。これからドライバーを目指す方は、自分が運転する車両にどの色のナンバープレートが必要なのかを理解しておくことが大切です。
また、一般の方も、ナンバープレートの色を見れば、その車がどのような用途で使われているのかを知ることができます。ナンバープレートの色分けは、車社会の円滑な運営に欠かせない仕組みの一つです。これを機に、街中で見かける車のナンバープレートにも注目してみてはいかがでしょうか。
※ナンバープレートに関する最新の情報は、国土交通省の公式サイトをご確認ください。
ドライバーを目指す皆様へ。
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