
海外の調査会社やウィキペディアの情報から、特に交通渋滞が酷い都市を5つピックアップしました。2025年8月現時点で得られる情報をベースにしており、ランキングではありませんのでご理解ください。
トルコ(イスタンブール)
アジアとヨーロッパの文化と歴史が融合する魅惑的な街並みで観光でも人気のイスタンブール。
交通分析企業INRIXの「2024 Global Traffic Scorecard」によると、イスタンブールは世界で最も渋滞に時間を取られる都市として、ドライバーが「年間105時間」を渋滞で浪費しているという衝撃の実態です。人口増加と道路インフラの整備遅れが渋滞の背景にあります。
アメリカ(ニューヨーク市・シカゴ)
映画やアートで有名な誰もが知る大都市ニューヨーク。同じくINRIXのレポートでは、ニューヨークとシカゴがそれぞれ「一人のドライバーが、年間102時間渋滞に費やす都市」としてランクイン。さすが、車の国、アメリカ。ニューヨーク中心部は地下鉄も充実していますが、コンパクトな街なので、タクシーなど車での移動が便利、という事情もありそうです。
インドネシア(ジャカルタ)
美しいイスラム建築やグルメなどで人気のジャカルタ。
経済の成長に伴って交通量も増加。交通インフラが交通量に追いついていない典型的な都市の例かもしれません。夕方など帰宅時間帯の中心部での渋滞は日本では考えられないくらいの車列ができています。
フィリピン(マニラ)
西洋の文化が色濃く残り、活気ある東南アジアの大都市、マニラ。
ウィキペディアによると、マニラは、ジャカルタに次いで「世界最悪」の交通渋滞都市と位置づけられています。中心部には超高層ビルが立ち並ぶ人口密集地帯。インフラ未整備、違法駐車など複合的。乗り降りが自由な乗り合いバス「ジープニー」が渋滞の原因になっているとも言われており、政府は規制を進めているようです。
渋滞の都市がたくさんあるのですね。日本の首都圏の渋滞は、まだまだ序の口かもしれません。とはいえ、日本の渋滞も、配送ドライバーなど、時間に追われるドライバーにとっては深刻な問題です。世界中の都市でできる限り解消されるといいですね。
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